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アメリカ ドラマは、『死体農場』 ブーム!?
ミステリー小説の女王こと、パトリシア・コーンウェルが1994年に書
いた『The Body Farm』、邦題が『死体農場』を読んだ時は、何と、グ
ロなタイトルだろうと思いましたが、今や、アメリカのドラマでは、ごく
普通に登場するようになってしまいました。

『CSI:科学捜査班』では、グリッソムが、昔、働いていた場所というこ
とで、ドラマの中でも、よく、足を運ぶ場面が登場。また、『デッド・ゾー
ン』では、あるエピソードで、ジョニーが観たビジョンに登場する老女が
『死体農場』に放置されているという設定になっていたり、平気で、『死
体農場』という言葉が飛び交っているのです。
『死体農場』と聞くと、まるで、ホラー映画のようなイメージを持ってしま
いますが、もともとの『The Body Farm』とは、1981年につくられたテ
ネシー大学の人類学研究施設の実験設備なんだそうです。テネシー
ノックスビルにあるという死体農場の広さは、なんと1ヘクタールもあり、
そこでは、実際に数十体もの死体をさまざまな状況下に放置し、腐敗
状態などを調べていくという実際にある施設なんです。アメリカには、
そんな気持ちの悪い場所があるんですよ。
でも、犯罪の多いアメリカでは、発見された死体から、犯人を割り出す
ために、ありとあらゆる医学、科学を駆使し、検死解剖をしたり、細胞
組織や死体の状態で、死亡時刻を推定するなどということが日常的に
行われているため、その精度を高めるために、研究用の『死体農場』
が必要だということです。アメリカならではの『農場』なんですね。
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